先週の平成29年9月15日から
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則の一部を改正する省令」(なげー)
いわゆる
「鳥獣保護法」の一部が改正されました。
内容としては
・対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止の見直し
・対象狩猟鳥獣の捕獲等の制限の見直し
・対象狩猟鳥獣の保護に支障を及ぼす猟法の禁止の見直し
が改正されて
簡単に言うと
①チョウセンイタチが雌雄ともに狩猟鳥獣となり
②お決まりのヤマドリ、キジ等の雌の禁止期間の延長
(ツキノワグマは禁止区域が変更されています。)
③ニホンジカの1日の捕獲頭数制限の上限が削除されました。
(法律上今まで1日1頭の制限で地域によって1日オス1頭、メス無制限等の
緩和措置が行われていました。)
④あと猟法の改正で禁止猟法で「弓矢」が「矢」に変更されました。
(これにより、ボウガンや吹き矢も明確に禁止されました。)
自分に直接関係しそうなのはニホンジカの頭数制限で
地元の猟場でも区域によって「1日オス1頭、メス無制限」と「オス、メス無制限」の区域がありましたので
これでスッキリ、どちらの区域でも矢先の安全注意に専念することができます。
※改正の詳しい内容は環境省の
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則の一部を改正する省令について
にありますのでご確認ください。
追伸:2017/09/28
先日、地元の地方事務所から通達があり
長野県は環境省令の通りに頭数制限の解除は行わずに、先に計画されている
第二種特定鳥獣管理計画(第4期ニホンジカ管理)のとおりにメスジカの捕獲に重点を置くために
区域によっての頭数制限の解除は行わないとの見解がありました。(林務部森林づくり推進課鳥獣対策・ジビエ振興室)
なので、例年同様に猟場によってはオスメスに気を付ける必要があります。
(そもそもは頭数制限を緩和するための措置なのにメスジカの重点捕獲にすり替えて省令より地方条例の方が
規制がきつくなったようです。他県では環境省令の変更に伴い事前に管理計画を見直し・変更されている県もありましたので
長野県は環境省令の変更を見落としていたとしか思えません。)
コメント
なんだか記事を読んでみたらややこしくなりましたね(笑)
鳥獣保護法って、厳密に考えるとよくわかりません[絵文字:-12]
また来年あたりに変わるとおもいます^^
コメントありがとうございます。
頻繁に変わるので
知らないうちに違反しているなんてことのないように
気を付けたいと思います。