先日巻き狩りの準備として見切りを行っている最中に
メスジカの団体に目の前を横切られました。
この日は朝から天気が悪く雪が降っていて、辺りは暗かったのでとても視界が悪い状態でした。
こんな時は何かが起こるものです。
以前こんな天気のタイミングで山鳥やキジに出会うことが度々ありました。
天気が悪いと獲物は動くんですね。
見切りをする山道の見通しの悪いカーブを曲がってすぐのタイミングでメスジカ達と出会いました。
向こうはすぐに止まってこちらの様子をうかがっています。
こういう場合、シカは必ずこちらから狙われないように急所部分を木の陰に隠します。
害がないとわかるとゆっくりと尾根を登っていきました。
ひとまず警戒させずにこのままシカ達を行かせました。
この後見切りを終えた後の帰り道で、今度は道下のフェンスの外に子ジカがこちらを見ていてました。
先程の群れの仲間のようでしたが、さっきは自分がいたので親シカについて行くことが出来ずに
フェンスのそばで様子をうかがっていたようでした。自分が近づくをサッと沢下に逃げて行きました。
この日は最初の団体の場所から犬を入れて、仲間のタツマで１頭仕留めることが出来ました。
普段は何気なく獲物の足跡を確認していますが、実際に獲物が確認された場所を巻き狩りした方が
獲物の捕獲率は高くなりますので、改めて巻き狩り前の見切りは重要だと再認識しました。
※シカが横切る数秒間の動画が撮れていましたのでyoutubeにアップしました。
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